【自分の存在価値って何?】見出すための7つのヒントを詳しく解説

自分の存在価値

日本人は世界的にみても、自分に価値がないと思っている人の割合が高いそうです。

あなたも「自分の存在価値がわからない」「なんとなく居場所がない」「自分が必要とされているとは感じられない」という思いを抱えていませんか?

それでは、なぜそんなふうに悩んでしまうのでしょうか。

この記事では、自分には存在価値がないと感じてしまう原因や、自分の価値を見出すヒントについて詳しく解説します。

ぜひ最後までご覧になって、自分の価値を見出すための一歩を踏み出しましょう!

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目次

存在価値って何?

アドラー心理学では、「人はその存在自体に価値がある」という考え方が提唱されています。

その人が「何をしたか、成し遂げたのか」ではなく、その人が存在していること自体が他者貢献であり、価値があるという事実が存在するのです。

このような考え方は、家族、パートナー、友人など、プライベートな人間関係で生まれる価値として分かりやすいのではないでしょうか。

ただ誰しも、人から評価されたいという承認欲求が生まれながらにして備わっているため、自分が存在していることに何らかの意味や価値を見出したいと考えています。

そのため、誰かのために、あるいは何かのために自分が必要とされているという手応えを求めています。

重要なことは、この欲求を適切に満たすことです。

それには、自らの存在価値を認めようとする自分視点と、他人から必要とされたときに感じる他者視点の2つの視点から統合的な取り組みが必要といえるでしょう。

自分の存在価値がわからないと悩む人の特徴

まずは、自分の存在価値がわからないと悩む人の思考・行動の特徴を理解することが重要です。

存在価値がないと感じる原因にも繋がることですので、自分に照らし合わせて読み進めてみてくださいね。

自分よりも他人を優先してしまう

あなたは、人との関係を気にするあまり自分の意見を胸にしまったり、人のために自分がしたいことを後回しにしてしまうことはありませんか?

例えば、

「私は違う方がいいと思うけど、みんなに合わせておこう」
「こんな意見を出したら嫌われてしまいそうだから言わない方がいい」

というように、ついその場の雰囲気に合わせて、無難なものや他人がよいと思うものを選んでしまうなど。

自分には存在価値がないと思う人の多くは、人のことを優先し、人の役に立つことで自分の価値を感じようとします。

傾向として、幼少期に自分がやりたいことや言いたいことを我慢しなければならないことが多かった人は、自己主張が控えめになり、自分を見失いがちです。

また、何かしようとする時に無意識に自分の感情を押し殺して、他人の価値基準、社会の価値基準を優先させているうちに、自分のやりたいことがわからなくなってしまうことがあります。

自分自身に厳しい

自分の存在価値がわからないと思う人の多くは、自分自身にとても厳しい傾向があります。

例えば、長所があるにもかかわらず、短所だけに目が向いてしまうなど。

また、自分の存在基準のレベルを高く設定している場合は、理想にかけ離れた自分に失望してしまうこともあります。

目標のハードルも自然に高くなってしまいますから、何かミスをしてしまうと「自分はダメな人間だ」「やっぱり自分には価値がない」と思って自分を責めてしまうことに。

さらに目標と現状の自分とのギャップに耐えられないことから、無意識に「そんなミスをしていたら人の役に立つことはできない」と思い込んでしまうのです。

そうなってしまうと、この思い込みが自己肯定感を低くさせる原因にもなり、何に対しても自信が持てなくなります。

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物事をネガティブに考える

自分の存在価値がわからないと悩む人の多くは、物事をネガティブに考えます。

例えば、メールの返信がない場合、何か嫌われるようなことをしたかもしれないと思ってしまいます。

ただ忙しくて返信できなかった、返信したつもりになっているケースもあると思いますが、嫌われたらどうしよう、必要とされなかったらどうしようと、自分の考えに固執してしまい、どんどんマイナスの未来を想像してしまうのです。

また、自分の価値に対して敏感なので、無意識にすぐに誰かと比較してしまいます。

輝いている人、うまく行っている人と比べては劣等感を感じ「自分には価値がない」と思い込んで落ち込みます。

このようにネガティブ思考が強いと、自分の存在価値を見いだせず、何かやりたいことがあっても「自分にはできるはずがない」とチャレンジする前に諦めてしまうことに。

さらに、何か起こる度に「自分なんて」と卑下をする癖がつくため、社会のつながりのなかで、誰かの役に立っていると実感できなくなってしまいます。

自分には存在価値がないと感じてしまう原因とは?

なぜ自分には価値がないと感じてしまうのでしょうか。

その原因は、人それぞれ異なります。

ここでは、主な原因をご紹介いたしますので、あなた自身について考えながらみていきましょう。

自分には長所がないと思い込んでいる

目立った特徴や特技がないと、平凡な自分には長所と言えるものがないと思う人が多いようです。

ただ人より目立っている、優れているところ以外長所とは言えないと思うなら、長所を見つけることはなかなか難しいのではないでしょうか。

例えば、素直な性格、気が利く、姿勢がいい、粘り強い、話を聞くのが上手など、探せば誰にでも長所は見つけられます。

それなのに、自分の存在価値がないと感じる人は、長所であるにもかかわらず、他人との比較によって長所と認めることができなかったり、自分だけでなく多くの人に備わっていることは長所と言えないと思い込んでしまうのです。

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褒められた経験が少ない

自分に価値がないと感じる理由として、褒められた経験が少ないことも考えられます。

特に幼少期の影響は大きいと言えます。

幼少期に褒められた経験が少ないと、大人になっても自分に価値を見出せずに「価値がない自分は酷い扱いを受けても仕方がない」と思う人もいるのです。

また、中には無条件の愛情を受けずに育ったことが原因の可能性もあるでしょう。

無条件の愛情とは、例えば、テストで100点を取ったら、おとなしくいい子でいたらなど、「〇〇だったら」という条件がなくても、ありのままの状態で受け入れられることを指します。

無条件の愛情を受けていない場合、「〇〇しなければ愛されない」と思い込んでしまい、大人になっても失敗を過度に恐れたり、また目標を達成できないと、「条件を満たせない自分には価値がない」と感じます。

どこにも居場所が無いと感じている

職場やコミニティなど、どこにも自分の居場所がないと感じる場合にも自分の存在価値が見いだせなくなってしまいます。

ただし居場所がないと感じる原因として、居場所がないと思い込んでいるだけという場合もあります。

自分から距離をおいてしまって起きる現象と言えるでしょう。

実際には自分を受け入れる居場所があるのに、「自分には何もないから」と自分のことを卑下しすぎるあまり、周りの人と仲良くすることにおこがましさや怖さを感じてしまっている状態かもしれません。

そのため、理解者や仲間と呼べる人がいない可能性もあります。

周りがあなたと一緒に何かしたいと思っていても、あなたの思い込みが足枷となって、「あるはずの居場所」が見えなくなるのです。

自分の存在価値を見出す7つのヒント 

ここからは、自分の存在価値を見出す7つのヒントについて解説しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

まず自分を受け入れること

存在価値を見出すためには、まずは自分で自分のことを認めてあげましょう。

そもそも人間は完全な生き物ではありません、誰しも欠点を持っています。

また物事には、プラスもマイナスもあるのが自然で当たり前という前提をまず受け入れることが大切です。

現時点での事実を受け入れ、ありのままの自分を認めるからこそ、これからどうすればいいのかという次の選択肢が見えてくるのです。

例えば、仕事の業績が悪いことを「自分は仕事ができないダメな奴だ」と現状を否定したマイナスの思いにとらわれていると、仕事の上達に向けた努力ができなくなってしまいます。

ダメな自分が努力しても意味がないと思ってしまうわけです。

まず「ダメな自分」を認め、それを受け入れることが存在価値を見出せる第一歩となります。

考え方を変えてハードルを下げる

高い能力がないとダメだ、大きな貢献をしないといけないと思い込んでいると、自分の長所だったり、人の役に立っていることを認めることができません。

思い込んだままだと、いつまで経っても自分の存在価値を認められず、苦しい気持ちから抜け出せないのは当然です。

「価値」という響きが、特別なものでなければいけない気にさせますが、考え方を少し変えてハードルを下げてみましょう。

ハードルを下げることで、ちょっとしたことでも自分の存在価値を認められるようになります。

例えば、普通に生活しているだけでも、物やサービスを消費していますよね。

働いて納税していることも、直接的ではなくてもあなたが行なっている行動によって、恩恵を受けている人はたくさんいます。

つまり、あなたは誰かにとって価値のある存在ということです。

その他にも、できたこと、感謝できること、幸せを感じることなど、あらゆることに対するハードルを下げることで、自分の存在価値も十分あると認められるようになります。

例えば、街中で落ちているゴミを拾っている人に対して、ありがとうと感謝できるようになると、自分もゴミ拾いをしたときに、自分は周りを気分良くしている、役に立っていると評価することができるのです。

人に認めてほしいと思うをやめる

「他人からの評価を貰えないとダメだ」、「人に認められなければ存在価値がない」などと考えていたら、いつまでたっても自分の存在価値を認めることはできません。

他人から認められたいといくら思っていても、あなたがそれをコントロールできるものではないからです。

実際、あなたの行動が本当に貢献になるかどうかは、わかりません。

ですから、自分がしたことを周りが評価しようがしまいが、役にたとうとして行動を起こしたこと自体に価値があるという考えを持つことが重要です。

そうすることで、自分の存在価値を認めやすくなります。

また、誰かに認められることも嬉しいですが、自分の頑張りはまずは自分で認めて褒めてあげましょう。

自分自身の言動を認めることは、自分を肯定する行為であるとともに、脳は褒められると脳内物質(ホルモン)が分泌され、意欲や自信を持ちやすくなるからです。

自分で自分を褒めることはいつでもできますので、例えば、1日1回、ひとつでもいいから自分をほめるという方法もおすすめです。

喜ばれたこと・褒められたことを振り返る 

自分の価値を見出したいと思うなら、自信を持てるようになることも大切なことです。

そこで、自分が今までに誰かに喜ばれたことや褒められたことを振り返ってみることで、セルフイメージを上げていきましょう。

例えば、

  • 興味がありそうな情報を教えて喜ばれた
  • サプライズでお祝いをして喜ばれた
  • 創作料理を作って褒められた
  • 同僚が残業の時に差し入れをして喜ばれた
  • 落ち込んでいる時に相談にのって感謝された

など、価値を提供できたということになるでしょう。

また、信頼できる身近な人に、長所を教えてもらうことも効果的です。

「私はどんな人だと思う?」「仕事に活かしたいから教えて」など、答えやすい聞き方をするのがポイント。

それらを大切に受け止め、セルフイメージをあげる材料にしていきましょう。

自分から人の役に立つことをする

おそらく人の役に立つことが、一番わかりやすく存在価値を感じるのではないでしょうか。

ですから、それを習慣づけてしまうのも良い方法でしょう。

少しハードルが高いかもしれませんが、毎週日曜日にボランティアなどの活動をすることを習慣にすれば、週に一度は自分の存在価値を実感することができます。

具体的には、自分を取り巻く環境で何ができるかを考えてみるとわかりやすいかもしれません。

自分が住んでいる地域や職場環境、周囲の人などに対して見返りを求めずに、人を助けてあげたり、役立つことをしていくことが大切です。

人に褒められたりお礼を言われるような「得ること」より、「与える」ことにフォーカスして行動しましょう。

貢献できた達成感から自分の存在価値を実感することができ、それをきっかけとして、日常生活でも少しずつ存在価値を見出せるようになります。

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自分の好きなことや得意なことを極める

自分の存在価値を見出すために、好きなことや得意なことを極めていきましょう。

やがてそれが自分の強みとなり、その強みを活かして人を喜ばせたり誰かの役に立ったりすることで存在価値を実感していきます。

さらに実践を重ねていくと、「手伝って欲しい」「やり方を教えて」と多くの人から求められるようになり、その結果自分の存在価値をより認めやすくなるのです。

もしも、好きなことや得意なことが今まだよくわからないという場合でも、自分には価値がないと諦めモードにならず自分と向き合い、探す努力を続けていくことが大切です。

また、自分のやりたいことや得意なことを探したり取り組むことで、新しい人との出会いに恵まれることもあります。

価値観が合う人同士であれば、交流する中で役立つことや貢献できることも見つかりやすいでしょう。

自分にできることや経験を発信してみる

自分は誰からも必要とされてないと感じる時は、ブログやSNSなどで自分にできることを発信してみるのもおすすめです。

自分ではあたりまえにできることも、できないで困っている人がいるかもしれません。

また、 あなたの経験を発信するのも良いでしょう。

例えば、今までの人生の中で楽しかったこと、感動したこと、苦労を乗り越えたこと、今抱えている悩みや苦しみなど。

自分にとっては、ごくありふれたことや終わった過去と思っていることでも、他の誰かにとっては、面白い、すごい、と感じてくれるかもしれません。

また、同じような体験をした人がいたら、「その気持ち分かるな」と共感したり、「私だけかと思ってたけど、同じような人いたんだ」とお互いに支えあったりすることができるはずです。

発信を続けていると、中には、「あなたみたいな人を探していた」という人が出てくる可能性も。

すると、自分を必要としてくれる人や場所がわかるようになり、誰かの役に立つと知ることで自己肯定感も高まります。

まとめ

【存在価値って何?】

アドラー心理学では、「人はその存在自体に価値がある」という考え方が提唱されているが、ただ誰しも、人から評価されたいという承認欲求が生まれながらにして備わっているため、自分が存在していることに何らかの意味や価値を見出したいと考えている

【自分の存在価値がわからないと悩む人の特徴】

  • 自分よりも他人を優先してしまう
  • 自分自身に厳しい
  • 物事をネガティブに考える

【自分には存在価値がないと感じてしまう原因とは?】

  • 自分には長所がないと思い込んでいる
  • 褒められた経験が少ない
  • どこにも居場所が無いと感じている

【自分の存在価値を見出す7つのヒント】

  • まず自分を受け入れること
  • 考え方を変えてハードルを下げる
  • 人に認めてほしいと思うをやめる
  • 喜ばれたこと・褒められたことを振り返る 
  • 自分から人の役に立つことをする
  • 自分の好きなことや得意なことを極める
  • 自分にできることや経験を発信してみる

今回は、自分には存在価値がないと感じてしまう原因や、自分の価値を見出すヒントについてお伝えしました。

自分には存在価値があると思って生きるか、ないと思って生きるかでは大きく人生は大きく変わります。

まずは、失敗を含めて今まであなたが頑張ってきた全てを認めてあげてくださいね。

この記事を読んでくださったあなたが、自分の存在価値を見出すことに繋がれば幸いです。

最後に、存在価値を見出す道標となる「天命」について無料プレゼントがあります。

ぜひこちらをチェックしてみてくださいね!

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この記事を書いた人

リーダーズエージェンシー株式会社
代表取締役社長

潜在能力を開花させて自分らしい夢や願望を次々と叶える シン・帝王学講師

主催する帝王學を活用して天命=真の人生の目的を発見、探求し眠れる才能を開花し、あなたらしく売上を大幅に上げるための連続講座では講師、コーチ、セラピスト、エステシャン、美容室や整体院などの店舗経営者、企業経営者まで50業種以上で売上2~35倍になるなど成功事例が続出している。

日本の歴史や文化に精通するイベントや講座も国内外で主催しており、10年以上にわたる国内外での文化貢献活動が認められアジア18か国が参加するアジア最大級の起業家アワードで2019年度の文化貢献賞を単独で受賞し、大臣より表彰を受ける。

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