「顕在意識と潜在意識」が一致しないと成功できない?知ると役立つ潜在意識10の特徴

潜在意識1

人間には、「顕在意識」と「潜在意識」2つの意識があると言われています。

一度はこの言葉を聞いたことがあるのではないでしょうか。

また、目標を達成したいなら「顕在意識」だけでなく、「潜在意識」の力も活用することが重要だとご存知ですか?

あなたが目標をクリアーしたい、夢を叶えたいなら、顕在意識と潜在意識の関係や役割を理解することが不可欠です。

この記事では、2つの意識の違いと、特に重要な潜在意識の特徴、その力を活かす方法をお届けします。

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目次

顕在意識と潜在意識の違い

この2つの意識の違いを理解することで、自己を深く知ることや行動の動機づけが分かります。

それでは、それぞれ詳しくみていきましょう。

顕在意識とは

顕在意識は表面意識とも呼ばれ、自分の意思で考えや行動する意識であり、日常的に使われている意識。

例えば、何かを食べるときやキーボードを使って文章を打つときなど、自分自身で意思決定し、行動する意識のことです。

私たちが好きや嫌いを感じたり、悩んだり、不安になったりするのもこの顕在意識の働きとなります。

そうなると、顕在意識が自己を完全に制御していると感じるかもしれませんね。

実際、顕在意識は思考や理性、知性、判断力などに関係しますが、自分の潜在的な能力を引き出す力は持ち合わせていません。

その背後で、潜在意識が重要な役割を果たしているのです。

最近では、意識全体の比率は、顕在意識が約5%位、残りの95%が潜在意識と言われています。

米カリフォルニア大学バークレー校 A・K・プラディープ博士は、彼の著書の中で脳の情報処理の最大95%は「潜在意識」が行っていると言っています。

また、ジョージア工科大学経営学部 ニール・マーティン博士も、著書『「習慣で買う」のつくり方』で、”人間の行動の95%を支配しているのは無意識だ。と書いています。

引用サイト:幸せと成功をつかむ潜在意識の法則

潜在意識とは

潜在意識は無意識の心の領域です。

意識化されていない思考や感情、過去の出来事や経験の全ての記憶が存在しています。

そのため、私たちの行動や能力の発揮、創造的な思考、ひらめきに非常に大きな影響を与える力を持っており、無限の可能性を秘めています。

ただし、思考パターンやトラウマが潜在意識に蓄積され、日常生活において不安や行動に影響を及ぼすことも。

この概念を発見したフロイト医師は、それを成功や幸福に導くために応用し、ジョゼフ・マーフィー博士もその力を信じ広めました。

実際にマーフィー博士自身が若い頃に悪性腫瘍に罹り、潜在意識に「私は治る」と働きかけたことで、完治させたという実話があります。

この発見は、過去100年間で最も偉大なものとされ、潜在意識への働きかけが重要であることが示されました。

ただ、潜在意識は6〜7歳ころまで活発ですが、成長しながら顕在意識が優位になり、潜在意識の能力はごく一部しか使われないそうです。

そのため、私たちは顕在意識が自己であるかのように思い込み、顕在意識のわずかな部分で人生を過ごしているとか。

潜在意識がポジティブな状態に変化すると、驚くほどの能力や創造的な発想が湧き出し人生が好転すると言えるでしょう。

潜在意識10の特徴

ここまででいかに潜在意識の影響力が大きいかお分かりになったと思います。

だからこそ、潜在意識を活用できれば、人生が変わると言うこと!

それでは特徴を詳しくみていきましょう。

1.潜在意識は主語がわからない

潜在意識は、主語がわからないため、他人に言ったこともやったことも自分自身のこととして認識します。

ということは、文句や悪口は、自分の潜在意識にネガティブなイメージをインプットしてしまうということになりますね。

自分が他人に言った言葉は、自分自身にも言った言葉として受け止められますから、自分を褒めたり認めたりできない人は、まずは周りの人に対する言葉を変えることで、自然と自分自身も変わっていくでしょう。

2.潜在意識は否定形を理解できない

潜在意識は否定形を理解できないため、否定形の言葉を使っても、潜在意識は直接的にイメージや感覚を受け取ってしまいます。

例えば、「酸っぱいレモンを想像しないでください」と言われれば、一瞬で酸っぱいレモンのイメージが浮かんでしまうのです。

同様に、「失敗しないように注意しよう」と思っても、言葉「失敗」から来るイメージや認識が身体の感覚として反応し、結果として「失敗」に繋がる可能性があります。

つまり、ポジティブなアファメーションや良いイメージを使って「失敗しないように」と伝えるよりも、「成功できる」「うまくいく」と伝えた方がより良い結果を出せるということです。

3.潜在意識は時間と空間の概念がない

潜在意識は時間や空間といった制約を持ちません。

過去の出来事や未来の展望についても、現在の状況と同じように扱われます。

例えば、一番辛かった時のことを思い出すと、当時の辛かった感情がリアルに蘇って来ませんか?

過去の出来事であっても潜在意識はその情報を今の瞬間として捉えるからです。

同様に、将来の楽しみな出来事を思い描くとワクワクドキドキするのも、未来のことなのに、潜在意識はそれを現在の経験として認識します。

つまり、すべてを「今」として認識する潜在意識の特徴を利用して、過去にうまくいった時の感情をエネルギーにしたり、実現を望む未来をイメージすることで実現することが可能になります。

4.潜在意識は現実と想像が区別できない

酸っぱい梅干しを想像すると唾液が出ますよね、脳がそれを現実として認識し体までも反応します 。

このように、潜在意識は現実と想像の区別がつかず、イメージや思考が現実の体験と同様に受け取られる特徴があります。

そのため、肯定的なイメージや望ましい状況を潜在意識に送ることで、現実の体験に変化をもたらすことができるのです。

この特徴を活かすためには、達成したい目標や理想の状態を絵に描いたり言語化し、見える化することが重要です。

それにより、潜在意識はすでにその目標を達成した経験をしていると認識し、望む結果や状態を引き寄せることができると考えられています。

5.潜在意識は空白が嫌い

潜在意識は空白や欠落を嫌い、何も情報がない状態や何も起こっていない状態を不安定と感じます。

そのため、潜在意識を肯定的な情報や具体的な目標に向けることで、より安定した状態を作り出すことができます。

要するに、潜在意識は情報や意味を求める性質を持っているため、適切な質問を投げかけることでその特性を活かすことができるのです。

例えば、「この目標を達成するにはどうしたらいいか?」や「この問題を解決するための方法は何か?」などです。

ただし、質問の投げ方には注意が必要です。

否定的な質問や自己批判的な質問は避けましょう。

「なぜ目標達成できないのか?」や「どうしてこんな問題を起こしてしまったのか?」といった質問は潜在意識にマイナスの影響を与える可能性があります。

肯定的で建設的な質問を意識的に行いましょう。

6.潜在意識は変化を避ける

潜在意識は、現状維持を優先し変化を避ける傾向があります。

それまで安全に生きてこれたのに、それを変えることはリスクが大きいと判断するからです。

これは生命維持にだけでなく思考にも機能します。

そのため、いくら顕在意識で目標達成のために新しい習慣を作ろうと思っても、潜在意識は現状維持し変化を避けようとするのです 。

この特性を理解し、急激な変化や大きな目標を設定するのではなく、段階的な変化や小さな目標を設定して、徐々に潜在意識を変化に慣れさせることが重要です。

7.潜在意識は繰り返されるものに反応する

潜在意識は繰り返される情報やパターンに強く反応します。

そのため、繰り返しの行動や思考は潜在意識に深く刻まれ、それに基づいた行動や信念の形成に影響を与えます。

望ましくないパターンを変えたい場合には、肯定的な情報や思考を繰り返し意識することが有効です。

例えば、毎日理想のリストを読んだり、アファメーションを繰り返し唱える、目標を明確にイメージするなどの行為は、潜在意識に肯定的な情報を繰り返し認識させることができます。

つまり、同じことを繰り返し行うことで、潜在意識がその情報や思考を重要なものと認識するので、意識的に肯定的な情報を取り入れることで望ましい変化を促すことができるでしょう。

8.潜在意識は関心のあるものしか見ない

潜在意識は、あなたの関心や興味が向けられている対象に集中し、その他の情報は見えにくくなる特徴も持っています。

意識的に関心を持ち、集中することで、潜在意識はその情報を処理しやすくなるということです。

だからこそ、自分の関心や目標にフォーカスして、潜在意識をサポートし望む結果を得ることができるのです。

9.潜在意識は言語や五感に反応する

潜在意識は、言葉や五感に反応します。

また、自分自身や他人の言葉、聴覚、味覚、視覚、触覚、嗅覚などを通じて情報を受け取り、潜在意識に記憶されます。

特に初めての経験や、強い感情は深く刻まれますが、小さい時の経験や感情がトラウマやブレーキになってしまうのは、この特徴があるからです。

したがって、潜在意識を活用する際には、肯定的な言葉や具体的なイメージを使ったアファメーションやビジュアライゼーションが効果的です。

10.潜在意識は全体性を重視する

潜在意識は、個別のイメージや思考よりも全体性を重視する傾向があります。

例えば、個人の成功だけに焦点を当てると、経済的にうまくいっても家族や他者、健康などを犠牲にした結果、破綻してしまうというように。

潜在意識は全体性を理解しており、そのバランスが崩れると引き戻されることになるのです。

したがって、ビジョンや目標を明確にし、それを全体の一部として捉えることで、潜在意識はその実現に向け力を発揮します。

個人の成功にとどまらず、バランスの取れた行動や他者や環境全体を考えながら行動することが重要です。

潜在意識2

顕在意識と潜在意識の不一致が原因?!

以上のような潜在意識の特徴を考えると、潜在意識の方が影響力がありますから、目標を決めてもなかなか行動に移せない原因がわかってくるのではないでしょうか。

ただし、顕在意識も重要です。

潜在意識と顕在意識は、目標達成や自己成長のプロセスにおいて異なる役割を果たすからです。

夢や理想の状態を決める際には、顕在意識を使って意識的に具体的なイメージを描きます。

そして、目標を達成するため効果的な結果を得るには、潜在意識に本気で願っていること、なりたい自分を明確にして伝える必要があります。

潜在意識は明確な指示を受けなければ、どのように行動すべきかを判断できません。

ただ、自分が本当にやりたいことや理想の姿を正しく認識するのは、なかなか難しいことも。

見栄や欲に他の人の意見に惑わされ、「やりたいこと」として認識してしまうことがあります。

つまり、目標達成や夢の実現には、潜在意識と顕在意識の両方を適切に活用し方向性を確立することが重要です。

潜在意識と自分の願望が(顕在意識)が一致しない場合、望ましくない結果が生じる可能性がありますから、自分自身と向き合い、真の望みを明確にすることから始めましょう。

まとめ

【顕在意識と潜在意識の違い】

・顕在意識は3〜10%の割合で意識している領域、自分自身で意思決定し行動する意識のこと

・潜在意識は90〜97%の割合で意識できない領域、無意識の思考や感情、過去の経験が存在し行動や能力に大きな影響を与える

【潜在意識10の特徴】

  1. 潜在意識は主語がわからない
  2. 潜在意識は否定形を理解できない
  3. 潜在意識は時間と空間の概念がない
  4. 潜在意識は現実と想像が区別できない
  5. 潜在意識は空白が嫌い
  6. 潜在意識は変化を避ける
  7. 潜在意識は繰り返されるものに反応する
  8. 潜在意識は関心のあるものしか見ない
  9. 潜在意識は言語や五感に反応する
  10. 潜在意識は全体性を重視する

【顕在意識と潜在意識の不一致が原因?!】

・潜在意識と顕意識には目標達成や自己成長のプロセスで異なる役割がある

・顕在意識を使って具体的なイメージを描き、潜在意識に明確な指示を与える必要がある

・潜在意識と顕在意識が一致しない場合、望ましくない結果が生じる可能性があるため、自己と向き合い真の望みを明確にすることが重要

今回は、潜在意識と顕在意識の関係と役割についてお伝えしてきました。

ところで、潜在意識と深い関わりのある「天命」についてご存知でしょうか。
 
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この記事を書いた人

リーダーズエージェンシー株式会社
代表取締役社長

潜在能力を開花させて自分らしい夢や願望を次々と叶える シン・帝王学講師

主催する帝王學を活用して天命=真の人生の目的を発見、探求し眠れる才能を開花し、あなたらしく売上を大幅に上げるための連続講座では講師、コーチ、セラピスト、エステシャン、美容室や整体院などの店舗経営者、企業経営者まで50業種以上で売上2~35倍になるなど成功事例が続出している。

日本の歴史や文化に精通するイベントや講座も国内外で主催しており、10年以上にわたる国内外での文化貢献活動が認められアジア18か国が参加するアジア最大級の起業家アワードで2019年度の文化貢献賞を単独で受賞し、大臣より表彰を受ける。

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