働き方も豊かさのものさしも多様になった今、「ライフワーク」を重要視する人が増えています。
あなたには、これこそがライフワークだと言えるものがありますか?
普段はあまり意識しなかったり、そもそも意味がよくわからないという方もいらっしゃるかもしれませんね。
そこでこの記事では、ライフワークの意味についてわかりやすく解説していきます。
さらにライフワークを見つけるための8つのアプローチ法も紹介しているので、自分のライフワークを見つけたいと思っている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
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ライフワークとはどんな意味?
ライフワークとは、ある決まった職業を指す言葉ではありません。
「人生をかけて生涯取り組んでいく仕事や活動」といったもっと広い意味で使われ、ときに「天職」とも訳されます。
ライフワークは、自分の人生を通して何か一つのことに情熱を傾け、人生を使って成し遂げたい、やり続けたいことといえるでしょう。
生き甲斐と捉えても良いかも知れません。
特徴としてポイントをまとめると、以下のようになります。
・自分らしさがあること
・楽しくて時間を忘れてしまうこと
・幸せだと思うこと
・喜びを感じること
・充実感ややりがいを感じられること
・それをすることで他の人に貢献するのが幸せなこと
・見返りがなくても続けていきたいこと
このような生き甲斐を感じながら生涯取り組むライフワークがあるのとないのとでは、人生の充実度が圧倒的に変わってきます。
それでは次に、ライフワークをより理解するために、ライスワークや趣味、ライフワークバランスとの違いを比べながらお伝えします。
ライフワークとライスワークの違いとは?
ライフワークに対して「ライスワーク」と呼ばれるものがあります。
ライスワークとは、その名の通り、ご飯(ライス)を食べるために働くことを指し、生活をしていくための基盤となる仕事のことです。
世の中には、趣味や好きなことをするために割り切って働いている人が多いかもしれません。
ただ、ライスワークは、ネガティブなイメージで使われることもありますが、ライスワークが悪いということではなく、悲観する必要は全くありません。
もともとはライスワークだった仕事が、取り組んでいく中でライフワークとなっていく人もいます。
生活のために働くとしても、その頑張りには大きな意味があり、ライスワークを続けていくことがライフワークへの気づきを深めていくのです。
ライスワークを頑張ることが、ライフワークへ繋がっていく方法のひとつと言えるでしょう。
ライフワークと趣味の違いとは?
趣味もライフワーク同様、人生の充実につながる大切なものです。
しかし、趣味はあくまで「余暇」に該当し、仕事以外の時間に楽しむものを指し、生涯を通じて取り組む仕事や活動という意味のライフワークとは異なります。
また、大きな違いとして、趣味は自分自身が個人的に楽しむものであるのに対し、ライフワークは、人生をかけて自分の能力を何かの役に立たせるという側面があります。
ただし、好きが講じて仕事になったというように、趣味が発展し、仕事になった場合は先ほ「ライクワーク」に取り組んでいることになるでしょう。
趣味をきっかけにして、生涯かけてやり続け、究めていくものとしてのライフワークが見つかることはよくあります。
ライフワークとライトワークの違いとは?
ライトワークの「ライト(light)」には「光」の意味があり、人々や社会に光を当てるような仕事のことを指します。
人のために尽くすことや、人の成功が何よりの喜びというような貢献的な意味合いが強いです。
また、自分自身、自分のためという枠を超えた次元で、奉仕を生きがいとして仕事をしている人をライトワーカーということが多いようです。
中には、ライフワークと ライトワークはほとんど一緒という人もいることでしょう。
ライフワークとライフワークバランスの違いとは?
「ライフワーク」と「ワークライフバランス」はよく似ているため、混同されやすいですが、その意味は全く異なります。
「ライフワークバランス」は、正しくは「ライフ・ワーク・バランス」、文字通り、ライフ (life) とワーク (work) のバランスをとることです。
生活と仕事の調和とも言われ、仕事と生活のバランスをとりながら、自分らしい充実した毎日を送ることを目的とした言葉として、近年注目を浴びています。
ライフワークは生涯取り組んでいく仕事や活動を指す言葉であるため、「この仕事は私のライフワークです」という使い方をするのに対して、ライフワークバランスの場合は「ライフワークバランスを意識した働き方」というような使い方をします。
ライフワークの見つけ方8つのアプローチ法
ライフワークが自然に見つかる人もいれば、すぐに「これだ」というライフワークを見つけられない人もいます。
では、どのようにしたら自分にとってのライフワークが見つけられるのでしょうか
自分自身が経験してきたことや、自分の気持ちに向き合ってみることで意識していなかった本心に気づけるかもしれません。
ここでは、ライフワークの発見につながる8つのアプローチ方法をご紹介します。
心から楽しかったことを思い出してみる
本当に楽しかったという思い出のなかにライフワークを見つけるポイントがあります。
あなたの幸せや楽しさと結びついていることは、モチベーションの源泉となるため人生で長く続けていきたいと思えるでしょう。
そこで、心から楽しかったことは何だったのか思い出してみましょう。
できれば学生時代や子供の頃にさかのぼって考えてみてください。
子供の頃は、単純に楽しいや好き、幸せといった感情から夢中になることがほとんどですが、大人になってからは、何かしら自分に制限をかけていることが多く、本当の意味で幸せとは結び付いていないことがあるからです。
本当に自分が楽しいと思えることが見えてくれば、その中にライフワークとなるものを見つける可能性があるでしょう。
挫折を乗り越えた経験を振り返る
挫折経験がある人は、何かに情熱をもって打ち込み挑戦してきた人だと言えるのではないでしょうか。
そんな失敗や挫折を乗り越えた経験の中に、ライフワークが眠っている可能性もあります。
中学高校時代の部活や大学受験、仕事でのプロジェクトなどで挫折したときのことを振り返ってみましょう。
挫折後、気持ちを切り替えて乗り越えた経験を通じて、自分がその時に何を考え、どう行動したかを振り返ると、どうありたいかという部分に気づけることがあります。
また、失敗や挫折があったおかげで、そこから得た経験を通して人の役に立てることもあるはずです。
さらに、それをライフワークとして育てていくこともできるでしょう。
喜ばれたり感謝された事を思い出してみる
これまで自分でも無意識のうちに、ごく自然に行ったことで、喜ばれたり、ありがとうと言われたことはなかったでしょうか。
どのような些細なことでも構いませんので、思い出してみましょう。
「話を聞いてくれてありがとう」
「詳しく教えてくれてくれてありがとう」
「場を盛り上げてくれてありがとう」
など、人から感謝されるポイントは人によってさまざまですが、その内容は得意なことや魅力に関係しているため、あなたの才能が眠っている可能性があります。
人に喜ばれることで自分の魅力や才能を活かせることを見つければ、生涯続けられるライフワークになるかもしれません。
あまり思い出せない場合は、これからの日々で感謝されることがないかアンテナを張っておきましょう。
誰かにやってあげたいことを想像してみる
第三者に与えたいものは、ライフワークを探すための重要なヒントになりますから、誰かにやってあげたいことを想像してみましょう。
この場合の「誰か」は、家族や友人、同僚など特定の人ではなく、不特定多数の他人にします。
特定の人で想像してしまうと、家族のために、仕事としてなどと役割や義務感が作用してあなたの本心に気づけなくなるからです。
「悩みを聞いてあげたい」「〇〇の楽しさを伝えたい」など人にしてあげたいと思うことは、自分が自信を持っていることであり、やりがいにも繋がります。
このように誰かにしてあげたいことを客観視することで、ライフワークが見つかる可能性があります。
人生が終わる前にやっておきたいことを考える
人生が終わる前にやっておきたいことというテーマで考えてみるのもおすすめです。
考えても漠然としてうまくイメージが浮かばない場合は、余命5年と言われたと仮定してみましょう。
実際、明日にでも死を迎える可能性は誰にでもありますよね。
人生に後悔しないために具体的に何をしたいか考えれば、本当にやりたいことの方向性が見えてきます。
時間が有限であることを意識して、やりたいことを書き出してみてください。
そして、やりたいことの中でも優先順位の高いもの順にリストをつくってみましょう。
すると、死ぬまでにそれをやり切るために、今、何からとりかかればいいのか、そしてライフワークにできることなのかが見えてくる可能性があります。
お金があったとしてもやりたいと思えることを考える
もし、あなたが宝くじで10億円当選したら、今の仕事は続けますか?
仕事を辞めたいと思うなら、その仕事はお金を稼ぐためのライスワークといえるでしょう。
生きる上で、お金という視点はとても大切ですが、ライフワークについて考えるとき、お金という枠を外すことが大切です。
もうあなたはお金のために働く必要はないという前提で、何をやりたいのかを、じっくりと考えてみましょう。
生きていくためのお金が充分あるのに、それでもやりたいと思えることが本当に自分がやりたいことです。
そこにあなたが幸せを感じるライフワークの種が眠っているでしょう。
趣味や興味のあることを本業にできないか検討してみる
自分の趣味や興味のあることと向き合ってみるのもライフワークを見つける方法のひとつです。
ライフワークというと、生涯続けて取り組むことと壮大なイメージを持ってしまうかもしれませんが、趣味も突き抜ければ仕事になりますから、まずは自分の趣味を本業にできるか検討してみると良いでしょう。
例えば、ヨガが好きならインストラクター、カメラが趣味ならプロカメラマンなどのように趣味を極めれば稼げるようになります。
また、今までお金や時間、エネルギーを注いできたこと、好きでずっとやり続けてきたものをみんなが喜んでくれるくらいにクオリティを上げ、ライフワークと言えるようになったというケースは少なくありません。
今やっている仕事を一生懸命やる
今やっている仕事の中で、充実感を得た仕事や取り組みはありませんか?
そして、なぜあなたはその時に充実感を得たのか考えてみましょう。
そこにはライフワークへと育つ芽が隠れているかもしれません。
もし、あまり感じたことがないのであれば今の仕事を一生懸命追求してみてはいかがでしょうか。
上手くいかないから楽しくない、向いてないからやめたいといって諦めるのではなく、まず仕事を工夫して楽しむ努力をする、人の役に立つように改善していくことが大切です。
一生懸命に努力して何かを成し遂げたとき、充実感を得ることができ、そしてその何かが誰かの役に立ったとき、その充実感はより深いものになっていくでしょう。
今の仕事を頑張った結果、新たな気づきがあなたにとって新たな可能性になるかもしれませんし、ライフワークへと導かれていくかもしれないのです。
まとめ
【ライフワークとはどんな意味?】
「人生をかけて生涯取り組んでいく仕事や活動」といった広い定意味で使われ、ときに「天職」とも訳される
<特徴>
・自分らしさがあること
・楽しくて時間を忘れてしまうこと
・幸せだと思うこと
・喜びを感じること
・充実感ややりがいを感じられること
・それをすることで他の人に貢献するのが幸せなこと
・見返りがなくても続けていきたいこと
【ライフワークとライスワークの違いとは?】
ライスワークとは、生活をしていくための基盤となる仕事のこと
ライスワークを頑張ることが、ライフワークへの近道の一つと言える
【ライフワークと趣味の違いとは?】
趣味も人生の充実につながる大切なものだが、趣味はあくまで「余暇」に該当し、仕事以外の時間に楽しむものを指し、生涯を通じて取り組む仕事や活動という意味のライフワークとは異なる
【ライフワークとライトワークの違いとは?】
ライトワークの「ライト(light)」には「光」の意味があり、人々や社会に光を当てるような仕事のことを指す
【ライフワークとライフワークバランスの違いとは?】
ライフワークバランスは、ライフ (life) とワーク (work) のバランスをとること
生活と仕事の調和とも言われ、仕事と生活のバランスをとりながら、自分らしい充実した毎日を送ることを目的とした言葉
【ライフワークの見つけ方8つのアプローチ方法】
- 心から楽しかったことを思い出してみる
- 挫折を乗り越えた経験を振り返る
- 喜ばれたり感謝された事を思い出してみる
- 誰かにやってあげたいことを想像してみる
- 人生が終わる前にやっておきたいことを考える
- お金があったとしてもやりたいと思えることを考える
- 趣味や興味のあることを本業にできないか検討してみる
- 今やっている仕事を一生懸命やる
今回は、ライフワークの意味について、ライフワークを見つけるための8つのアプローチ法をお伝えしてきました。
もし自分のライフワークが何なのか思いつくことができたならば、まず行動に移してみてくださいね。
実際にやってみると自分を客観視するきっかけになり、自分をみつめ直すことで、ライフワークとして続けていきたいのか本心が引き出されてくるでしょう。
さらに、あなたがライフワークを見つけるためには、自分の天命を知ることが近道です。
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