仕事でもプライベートでも「やりたいことがわからない」と悩んでいる方は多いのではないでしょうか。
好きなことを仕事にして生き生きしている人や、「やりたいことをして自分らしく生きよう」というようなメッセージを見かけると、もどかしさや焦り、不安を感じますよね。
とはいえ、具体的に何をしたらいいのか、わからない方もいらっしゃると思います。
そこでこの記事では、将来に漠然とした不安を抱えている方に向けて、やりたいことが見つからない原因や、見つけるための質問と行動をそれぞれ5つご紹介します。
ぜひ参考にして、やりたいこと探しに役立ててみて下さいね!
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やりたいことがわからないのは何故?5つの原因
まずは何故やりたいことがわからないのか、その原因を探りましょう。
これから考えられる5つの原因を解説しますので、今のあなたの状態に当てはまっていないかチェックしてみてくださいね。
やらなければいけないことに追われている
自分の気持ちや環境の変化に気づけない状況になっていませんか?
日頃やらなければいけないことに追われている人は、やりたいことを考える余裕がない、また自分を見つめ直す時間が取れていないことから、何かをやりたいという感情が起きにくくなります。
もしかすると、自分が本当にやりたいことがないわけではないのに、やらなきゃいけないことが多すぎてしまって、「やりたい」という気持ちを抑え込んでしまっているかもしれません。
また、単純に体の疲れが溜まっている可能性も。
そのような状態では、なかなかやりたいことまで思いつく余裕もなく、物事がうまくいかないと慢性的に感じてしまいがちです。
まずは十分な睡眠をとったり、気分をリフレッシュさせたりして心の余裕を取り戻してから、自分自身を見直す機会を作ることをおすすめします。
始める前から諦めている
本当はやりたいのに、できる気がしないと始める前から諦めてしまっていませんか?
これまでの経験が不足していることから視野が狭く、今の自分ができそうだと思えることの幅が狭くなっていることが原因として考えられます。
また、自分に自信がない場合も、やりたいことがわからないと思いがちです。
もしかすると、行動することが怖くて「どうせ自分には無理だ」と無意識に制限をかけて、やりたいことを見つけようとするのを避けているのかもしれません。
また、そもそも自分でハードルを高くしてしまった結果、始めるための行動を面倒に感じて、やりたいことを見つけようとしないケースもあります。
例えばお金や時間、環境などの条件が厳しくて気軽に始められないものばかりにとらわれている可能性も。
やりたいことがすぐに始められないことでも、まずは比較的簡単に始められるようなハードルの低いことはないか、また、本当にできないのか、客観的に自分の可能性を把握することが大切です。
失敗やリスクを恐れている
やりたいことを考えるときに、失敗した経験や挫折した経験がある人は、どうしても、「また失敗してしまうかもしれない」とブレーキをかけてしまいがちです。
やりたいことを否定された経験があると、考えること自体を避けようとしてしまう可能性もあります。
さらに完璧主義な方は、「やるなら完璧にしなければ」という思いから、自分のやりたいことよりも、自分の想定できる範囲内で行動を選択してしまうケースも。
本心ではやりたいことがあっても、同時に多くのリスクを考えて挑戦をためらってしまっているかもしれません。
何か始めるのに、何かしらのリスクはつきものですが、ノーリスクでできるやりたいことを探しているがゆえに、やりたいことが見つからないと言えるでしょう。
自分よりも他人の気持ちを優先している
自分の感情よりも、家族や友人、会社の都合など他人の気持ちを優先して意思決定していると、自分の本心に向き合う機会が少なくなり、本当にやりたいことがわからなくなってしまいます。
いざ自分がやりたいことを考えてみても、まずは周りの人のことを考えてしまい、自分の本音を把握できていない状態となるのです。
今まで、何かをするときに他人の顔色をうかがって選択してきたという人ほど、 そんな状態を積み重ねてきています。
そのため仮に自分で「やりたい!」と思ってチャレンジしたとしても、実際は、やらなければならないという、やらされ感によるものなので楽しく感じないことが多いでしょう。
他人の目を気にして、喜怒哀楽を我慢したり無視したりし続けているとしたら、自分の感覚や感性が鈍っている可能性があります。
まずは、五感で感じたことや自分の感情の動きに目を向けることが大切です。
現状に満足している
やりたいことがわからないと思っているだけで、実は色々と考えるのが面倒、まだこのままでも良いかもと無意識に思っている可能性があります。
現状から抜け出したいという気持ちが働くからこそ、やりたいことが見つかるのだとも言えますが、今が満たされていると、今を変えるために何かをやりたいとは感じにくいでしょう。
例えば、アルバイトの収入で十分に生活できて、それなりに楽しく過ごせている場合など、新たに何かを始めることにより、今のような生活ができなくなるリスクがあることを恐れて無意識にブレーキがかかっていることも。
もちろん、現状に満足していて悪いわけでもありませんが、その状態が長く続きマンネリ化していないか考えてみてもよいでしょう。
やりたいことに気がつく5つの質問
ここからは、自分と向き合って質問に答えてみましょう。
心の奥底にある「やりたいこと」に気がつけるように、価値観や情熱などの自己理解を深めていきます。
これまでの人生で一番許せないことは何ですか?
許せないということは、つまり怒りを感じているということ。
怒りの感情が現れるのは、大事な価値観を傷つけられるようなことが起きたからと考えられます。
これまでの人生という大きな枠でなく、もう少し日常的なことでも、嫌いな人や苦手な人というのは、自分の価値観にマッチしていない事も原因と言えるのではないでしょうか。
そこで、なぜ許せないのか理由を分析してみると、そこからあなたの価値観がわかります。
例えば、話を聞かないで頭ごなしに否定されたことを許せないとしたら、相手の気持ちを考えらないことなどに怒りを感じ、「公平に判断すること」や「人の気持ちに寄り添うこと」を大切にしていることがわかります。
自分が常日頃から大切にしている価値観が分かると、それに合った自分に必要なこと、やるべきことが自然と見えてやりたいことに繋がるでしょう。
今までにお金と時間を使ってきたことは何ですか?
あなたのこれまでの人生を振り返って、どんなものや事柄にお金や時間を使ってきたかを確認してみましょう。
人は興味があったり、面白いと思えることにはお金と時間の投資を惜しまないので、自分が何に興味を持ってきたのかが見えやすくなります。
特にお金を多く注ぎ込んできたものには、とても価値を感じているということがわかるでしょう。
さらに、なぜそれが必要だったのかを深掘りすることで、あなたが手に入れたいものが見えてきます。
もし何をやってもいいとしたら何をしたいですか?
私たちはやりたいことを探すときに、つい今まで生きてきた環境の枠組みの中で考えがちです。
ただ、こうした制限に縛られてしまうと、結局これまで考えてきたもの以上のことを考えられません。
そこで、お金や時間、年齢、他人からの評価といった制限を外してやりたいことを具体的に書き出しましょう。
書き出して言語化することで、自分の考えを客観視でき心が求めていることを探しやすくなります。
コツは、小さなこと、くだらないことでも構わないので気になることを思いつく限り挙げていくことです。
できれば100個考えてみましょう。
一通り出尽くしたら、改めてその中でも特にやりたいことを目安として10個ピックアップします。
そして、なぜそれをやりたいのか考えることで、方向性がよりわかりやすくなります。
とはいっても、そんなに思いつかないという場合は、逆に、やりたくないことを書き出してみましょう。
それに対して、なぜやりたくないのか、逆にどのようなことなら、やってみたい?と問いかけることで、実は、あなたの本心が求めていることを知るヒントになるといえます。
あなたが憧れたり尊敬する人は誰ですか?
憧れの人や尊敬する人物を見つけ出すことも、やりたいことを見つけるきっかけになります。
両親や学生時代の恩師、仕事の上司、周囲の先輩や友達、歴史上の人物、芸能人でも政治家でもかまいません。
思いつかない場合は、これまで出会った人たちを思い出してみましょう。
ポイントは枠にとらわれないこと、職種や業種が自分と同じである必要はありませんし、性別や年代も問いません。
できるだけ多くの人をあげて、その人たちの特徴を洗いだしてみましょう。
自分がどんな人間になりたいのか、どのような環境に身を置いたり、仕事をすることでそのような生き方や考え方に近づけるのかを繰り返し考えることで、少しずつやりたいことも見えてくるはずです。
周りの人から褒められることや長所は何ですか?
やりたいことを見つけるヒントは、あなたの長所の中にもあるかもしれません。
まず、自分では当たり前にできることなのに周りの人から褒められることや、得意なことなどから考えてみましょう。
また仕事での実績や学生時代の取り組み、または問題が起きた時どんな対処をしたかなど過去を振り返り、長所と言えるものがないか探してみるのもおすすめです。
このように長所を分析することで、自分だからこそできることが把握でき、あらためてやりたいことが見出せる場合もあります。
それでも長所がわからない、長所と言えるか自信がない時は、親しい人に聞いてみるのも良いでしょう。
第三者からは別の視点で良い部分を教えてもらえるかもしれません。
やりたいことが見つかる5つの行動
ここからは、質問に取り組んだあとの行動として、やりたいことを見つける方法を解説します。
実際に実行してみる
先ほど「もし何をやってもいいとしたら何をしたいですか? 」という質問に対して書き出したリストをもとに、どんどん実行していきましょう。
自分が本当にやりたいことは、実際にどう感じるのかやってみなければわからないからです。
そして、やりたいことがわからない原因として、今までの経験不足から視野が狭いことが考えられると解説しましたが、視野を広げることにもなります。
実際にやってみてワクワクしたり、楽しかったり、もっとやってみたいと思うのであれば、それは本当にやりたいことだといえるでしょう。
また、一歩踏み出すことで発見があり、新たにやりたいことがわかるかもしれません。
ただ、行動というハードルをいきなり高く設定するのではなく、取り掛かりやすい今できる小さなことから始めていくことをおすすめします。
第三者から話を聞く
あなたの周りに、やりたいことを見つけて頑張っている人はいませんか?
やりたいことがわからない時には、そんな周囲の人にどうやってやりたいことを見つけたのか聞いてみるのもいい方法です。
参考までに趣味や、仕事や人生の生きがいなども聞いてみると、思いがけないアイディアが浮かぶかもしれません。
また、話をしていく中で、「そういえば、昔こういうことがやりたいって言ってたよね」と、思いがけず、自分がやりたいことの原点となる話が出てくる可能性も。
その方々の意見を参考に、興味の出たものに挑戦してみるのも良いでしょう。
実際に話を聞いたり、実行することで本当にやりたいことかどうかが段々と明確になっていきます。
本や映画などで多様な価値観に触れてみる
本や映画を通してインスピレーションを得られることがあります。
作者の考えや経験がまとめられていたり、さまざまな人生が描かれているので、自分の価値観を見つめるきっかけになりやすいでしょう。
また、テレビやyoutubeなどからも、これまで知らなかった情報や知識を得ることができます。
その中で、多様化しているライフスタイルや生き方を見ることで、あなたのやりたいことのヒントが見つかるかもしれません。
さらに、色々な生き方を知ることで、あなた自身の選択肢が広がったり、憧れの人が出てくる可能性もありますから、ぜひ他の人の生き方にも触れてみましょう。
「こんな自分になりたい」「こんな生き方をしたい」と心が動くものや興味の湧くことがあれば、それを叶える方法を考えることで、やりたいことへと変えていくことができます。
外へ出かける
自分に向き合って自己理解を深めることは大切ですが、家に引きこもってずっと考えているだけでは、いいアイデアは湧かないかもしれません。
特に予定がなくても、とにかく外に出て新しい経験をしてみることも有効です。
知らない場所に出かけてみたり、歩いたことのない道を散歩してみるのも良いでしょう。
電車をバスにするなど、いつもと違う移動方法に変えてみるのもおすすめです。
普段あまり触れることのない情報に触れて、自分の興味や関心を広げることができたり、新しい発見があるかもしれません。
また、リフレッシュを兼ねてただ近所を歩くだけでも、ささいなことからインスピレーションを得られることもあります。
やりたいと思った気持ちを深堀りする
興味を持ったことや、やりたいと思ったことを実際に実行して行きながら、自己内省を繰り返すことが大切です。
なぜそれをしたいと思ったのか?、本当に必要なのか?など心がどのように感じているか突き詰めていくと違った一面が見えてきます。
疑問を持つようになったり、実はやりたくないとわかったりと今まで気づいていなかった自分の本音を知ることができるようになります。
つまり、内省を繰り返し自分を知ることで、次にとるべき行動が自然と見えてくるのです。
最終的には確かな実感を持って、これこそ自分のやりたい事だと思えることに辿りつけることができるでしょう。
まとめ
【やりたいことがわからないのは何故?5つの原因】
- やらなければいけないことに追われている
- 始める前から諦めている
- 失敗やリスクを恐れている
- 自分よりも他人の気持ちを優先している
- 現状に満足している
【やりたいことに気がつく5つの質問】
- これまでの人生で一番許せないことは何ですか?
- 今までにお金と時間を使ってきたことは何ですか?
- もし何をやってもいいとしたら何をしたいですか?
- あなたが憧れたり尊敬する人は誰ですか?
- 周りの人から褒められることや長所は何ですか?
【やりたいことが見つかる5つの行動】
- 実際に実行してみる
- 第三者から話を聞く
- 本や映画などで多様な価値観に触れてみる
- 外へ出かける
- やりたいと思った気持ちを深堀りする
今回は、やりたいことがわからない方のために、やりたいことが見つからない原因や、見つけるための質問と行動についてご紹介しました。
自己理解を深め、やりたいことを見つけるための一歩を踏み出していただけると幸いです。
やりたいことを見つけることは、あなたの本来の生き方に繋がるものとなるでしょう。
そして、本当にやりたいことを見つけたいなら天命を見つけることが近道です。
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