仕事で悩んだ時や壁にぶちあたった時、成長したい時は、先人たちの知識や知恵を借りて乗り越えるのが一番!
ただ、世の中には数多くの「自己啓発本」が出回っていて、一体何から読めばいいのか迷ってしまいますよね。
そこで今回は、自己啓発本の中から特におすすめのベストセラー&ロングセラー作品をピックアップしました。
長年読み継がれる名作には、普遍的なメッセージや価値が詰まっています。
ジャンル別にご紹介しますので、ぜひ、今の自分にぴったりの一冊を見つける参考にしてくださいね。
また、実際に効果を出すための本の読み方も解説していきます。
※【ショート動画も始めました!】
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自己啓発本が成果に繋がる読み方とは?
せっかく自己啓発本を読んだのに、読んだだけで満足してしまって記憶に残らなかったり、自分のモノにできないということはありませんか?
より本の内容を吸収したいという人のために、自己啓発本の読み方を3つのポイントをご紹介します。
その本を読む目的を明確にする
今、あなたが解決したいと思っている課題はどのようなものでしょうか?
まずは、スキル向上なのか、生き方など人生についてなのか、人間関係の悩みなのかなど、その本を通して何を得たいのか明確にすることが大切です。
漫然と読み進めるのではなく、目的を明確にしておけば、自分にとって重要な内容が頭に入りやすくなり効率的に読み進められます。
と言っても難しく考える必要はありません。
例えば、課題が「仕事のやる気が出ない」であれば、モチベーションを高める本を読もうとか、そもそも自分のやりたい事や才能を見つける本を読もうなど、簡潔な目的意識でも充分効果があります。
慣れないうちは、読破できなくても気にせず、目次を参考に自分にとって必要な箇所だけ集中して目を通すのもおすすめです。
大事な部分はメモを取りながら読む
本を読みながら、ヒントになることや、大切だと思う部分を見つけたら、積極的にメモを取りましょう。
メモができない場合は写メをとったり、大事な箇所に線を引いて付箋を貼っておくだけでも良いでしょう。
そのようにして、得た知識を見返せるようにすることが大切です。
重要なところだけをメモしておけば、復習するときには、メモを見るだけで済みます。
また、ただ聞いただけ読んだだけの情報は、20分で42%を忘れてしまうと言われていますが、本一冊を読み終わったら、すぐにメモを見返すことで、改めて記憶に定着させることができます。
さらに、章や節といったまとまりごとに簡単な要約を作っておけば、それを見返すだけで全体像をつかむことができます。
具体的な行動に落とし込む
そして、そのメモの中から実際に行動に移すことをピックアップします。
常にそれを意識して行動していきましょう。
意識的に行動するためには、忘れないようにするため、目に見えるところにやることを書いておくことが重要です。
例えば、紙に書き出して貼る、やることを書いた画像をスマホの待ち受けにする、をにする、パソコンに付箋で貼るなど、自分に合った方法で忘れない仕組みづくりをして実践していきましょう。
ただし、自己啓発本は既に結果を出した著者が書いているので、なかなか今すぐは出来ないと思うことや、自分にとってはピンとこないことがもあるかもしれません。
そんな時は、出来るだけ身近なことにスケールダウンさせ、これなら出来るというレベルにしたり、普段からできる行動に置き換えれば、書かれた内容を実際の行動に移しやすくなるでしょう。
いちばん重要なポイントは、インプットされたものは必ず行動に移して実践してみることです。
自己啓発本のテーマ別おすすめ27選
ここからは、具体的にどんな自己啓発書がおすすめなのか紹介していきます。
【世界的なロングセラー】一度は読みたい自己啓発本おすすめ7選
まずは世界中で多くの人に読まれ、ロングセラーとなっている有名な書籍をご紹介します。
<思考は現実化する/ナポレオン・ヒル>
アメリカの成功哲学の提唱者であるナポレオン・ヒルの著書で、自己啓発本の原点として有名。
出版されて以来、累計7,000万部以上のベストセラーです。
当時まさに苦境にさらされていた著者本人が、20年という歳月をかけて500人の成功者にインタビューし、「17のゴールデンルール」を体系化した書。
そして、著者自身も自分を信じて突き進んだ結果、「思考は現実化する」が大ベストセラーとなり一躍有名な著作家として大成したのです。
実体験を持って成功哲学を提唱したヒルの名言に、ポジティブな気持ちが湧いてくるはずです。
近年にも図解版を含め、強化版などの関連書籍が出版されています。
出典:amazon
<人を動かす/D・カーネギー>
「人間関係の原則」そのものである著書は、時代を超えて読み継がれる不朽の名著。
この不朽の名著は日本国内だけでも500万部以上の刊行数を誇ります。
カーネギーは、話し方講座を始めて25年、対人関係の教材づくりを始めて15年の膨大な歳月を経て、丹念に集めた実話と、実践で磨き上げた事例を交えた書籍を完成させました。
「人を動かす三原則」「人に好かれる六原則」など、人間関係を円滑にするための様々な原則が紹介されていますが、原則も抽象的ではなく、いますぐ実践できるような内容が並んでいます。
わかりやすいエピソードとあわせて語られているので、スムーズに読み進められるでしょう。
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<7つの習慣 成功には原則があった! /スティーブン・R・コヴィー>
アメリカで経営コンサルタントとしても活躍していたスティーブン・R. コヴィーによる1989年の著書、発売以降、44カ国語に翻訳され、なんと全世界で4000万部を超えるベストセラーになっています。
7つの習慣では、第1の習慣「主体的である」、第2の習慣「終わりを思い描くことから始める」などが紹介され、その必要性や影響などが論理的に解説されています。
また、表面的なテクニックによって成功しようとする「個性主義」の方法ではなく、人間の内面にある人格的な部分を磨く「人格主義」でしか真の成功は得られないと説かれています。
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<チーズはどこへ消えた?/スペンサー ジョンソン>
アメリカの医学博士にして心理学者のスペンサー・ジョンソンの著書で、世界中で読まれ、2800万部を超えるベストセラーとなっています。
日本でも大ヒットし、2001年の年間ベストセラー第1位という実績を持ちます。
この本は、変化を怖がらずにいかに変化に適応していくべきかを説いた、寓話的なビジネス書です。
物語の主人公たちは、迷路のなかでチーズが象徴する目標や幸福を見つけたものの、突然そのチーズが消えてしまうというストーリーが展開されます。
読者は、目指すべき目標を見失ったときや、異なる選択肢があるとき、変化を恐れずに柔軟に対応し、現状打破のためにどのように行動すべきかについて学ぶことができます。
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<原因と結果の法則/ジェームズ・アレン>
イギリスの作家・ジェームズ・アレンが1902年に記した啓発本のルーツ的存在。
その後の自己啓発本や心理学・成功哲学にも多大な影響を与えたとされ、ナポレオン・ヒルやD・カーネギーらも影響を受けるほど、昔から読み継がれてきたロングセラーです。
外側にあらわれる「結果」は、すべて内側にある「原因」によってつくられているというのが「原因と結果の法則」であり、この法則はつねに絶対であり、ゆらぐことがないと著者は説いています。
そして原因というのは、自分の思いだといいます。
思いが原因となって結果が生まれるという法則をベースとした成功哲学を教えてくれます。
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<小さいことにくよくよするな!リチャード・カールソン>
アメリカで心理学者、ストレトレスコンサルとしても活躍していた作家リチャード・カールソンが1997年に執筆し、全米では500万部以上売れた大ベストセラーです。
本書は、生きていると行き当たってしまう困難の一つ一つが、実は取るに足らない小さいことだ、と読む人を前向きな気持ちにしてくれるでしょう。
小さなことにとらわれないための実践的なエピソードが100個掲載されていますが、ユーモアにあふれ、率直でわかりやすく、しかも誰にでも実践できそうな「くよくよしない」ヒントを心理学者ならではの視点で提唱してくれています。
読者にストレス解消のための実践的なヒントを与えると同時に、心地よい人生を送るための心構えも教えてくれます。
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<自助論「こんな素晴らしい生き方ができたら!」を実現する本/サミュエル・スマイルズ>
「天は自ら助くる者を助く」という名言で有名な、サミュエル・スマイルズが残した自己啓発本です。
1859年に刊行されて以来、現在も読み継がれており、自己啓発の原点ともいうべき名著です。
本書のテーマは「すべての事象は自分自身が作り出している」ということ。
そして、財産も地位も天賦の才能もない人間でも、他人に頼らず独力で、勤勉と倹約によって成功できると説いています。
300人以上の成功体験談がまとめられていて、数多くの事例から、成功者たちがどのように考え行動してきたのかを学ぶことができます。
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【生き方・価値観】人生を考える自己啓発本おすすめ4選
続いてご紹介するのは、生きて行くうえでの指針を示してくれる本です。
<生き方―人間として一番大切なこと/稲盛和夫>
大企業・京セラとKDDIを創業し、JALを再生に導いた「経営のカリスマ」稲盛和夫氏の著書、成功のもととなった実践哲学をあますところなく語りつくした人生論の決定版です。
夢をかなえるために、確かな人生を歩むために、人として大切なことが丁寧に書かれていて、幅広い世代から人気。
本書では、人生・仕事の結果は、「考え方 × 熱意 × 能力」の掛け算によって得られることなど、成果をあげる上で大切なポイントを、実業家ゆえの説得力をもって教えてくれます。
また、人間は何のために生きるのかという根本的な問いに向き合い、人生とは、人格を高めるためのプロセスであり心を磨くための精進が大切だと説いています。
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<道をひらく/松下 幸之助>
パナソニックの創業者であり、商売の神様とも言われた松下幸之助氏が自己の体験と人生に対する深い洞察をもとに綴った短編随想集(エッセイ)。
本書では経営論だけでなく、人生を生きるための教えもたくさん紹介されているので、仕事だけでなく人生そのものを考える上で強力なヒントを見つけられるでしょう。
また、人生には成功に導かれるための不変の真理があるといい、自分にしか歩めない道を歩むことの大切さも説かれていて、この本が出版されてから50年以上が経過したいまでも、その哲学は全く色褪せません。
短編を集めた作品なので、まとまった読書時間を取れない方、読書が苦手な方にもおすすめしたい一冊です。
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<LIFE SHIFT(ライフ・シフト)100年時代の人生戦略 /リンダ・グラットン>
本書は「寿命100年時代」をどう生きるのか、イギリスの学者リンダ・グラットンとアンドリュー・スコットの2人によって人生戦略が書かれたベストセラーです。
グローバル化やテクノロジーの発達により仕事、健康、人的ネットワークなど、様々な領域で著しい変化が起こっている中、何を大切に生き、何を人生の土台にしたいのか、自分のアイデンティティを築き、人生をどう設計するのか。
これこそが本書の最大のテーマとなっています。
様々な生き方の可能性が提示されているので、日々の生活や人間関係など、幅広い悩みの解決や人生設計を考える際に役立てることができるでしょう。
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<Think clearly最新の学術研究から導いた、よりよい人生を送るための思考法/ロルフ・ドベリ>
著者は、私たちが生きている複雑な世界を理解するためには、いろいろな思考法が必要だと述べています。
本書は、スイス航空子会社の元最高責任者の筆者の体験や、古代からの考え方や哲学、心理学など、様々な最新の学術研究に基づいた思考法を通じて、より良い人生を送るためのヒントを提供しています。
筆者自身が毎日実践してきた52個の思考法を、どのような場面でどのように使いこなすか、どのようによい結果がもたらすのかが記載されていますので、さまざまな状況に役立てられます。
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【仕事】仕事に役立つ自己啓発本おすすめ6選
ビジネスや仕事で役立つ知識・思考法を学べる自己啓発本を紹介します。
<仕事は楽しいかね?/デイル・ドーテン>
米国を代表する人気コラムニストにして実業家であるドーテン・デイルの著書。
本書は、将来への希望もなく日々仕事に追われる主人公が、偶然出会った老人との対話から仕事とは何なのか、成功には何が必要なのかを学んでいく、物語仕立てのビジネス書です。
主人公が老人のアドバイスをうけ、徐々に前向きなる様が描かれており、自己変革を実現していくという物語を通して、仕事で悩んでいる人が読めば、きっと元気をもらえるでしょう。
また、仕事への向き合い方を考えさせられるだけではなく、仕事に関するハウツーも豊富に書かれていて、ビジネスにおける大切なことをやさしく教えてくれます。
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<1日1話、読めば心が熱くなる365人の仕事の教科書/藤尾 秀昭(監修)>
「致知出版社」代表の藤尾秀昭氏が、人間学をテーマとした月刊誌「致知」の中から先人たちの残してくれた、有益で、活力を与えてくれる言葉を厳選してまとめた一冊です。
冒頭の稲盛和夫氏から始まり、365人の有名企業の経営者、作家、デザイナー、落語家、住職、教授、スポーツ監督、俳人に至るまで、著名人たちが積み上げてきた人生哲学、経験、信念といったものが1ページごとに凝縮されています。
仕事に加え家庭や日常生活など人生の多くの局面において、心の支えとなるエピソードが満載で、人生訓を一挙に学び取れるバイブル。
1月1日から365日分、1ページに1人の言葉が記され、どのページも2〜3分で読める構成になっています。
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<夢をかなえるゾウ1/水野敬也>
「夢をかなえるゾウ」は、現在全部で5巻出ていますが、物語仕立ての自己啓発本として大人気のシリーズ。
ある日、夢を失くして生きる気力もない絶望の淵にいる会社員の元に、関西弁を操るゾウの姿をしたインドの神様「ガネーシャ」が現れます。
実はこのガネーシャ、エジソンやリンカーンなどの偉人を育てたという、すごい「コーチ」だとか。
ガネーシャは、主人公に偉人がこなしてきた、人生を成功させるための課題を与えますが、29個の課題をこなしていくうちに、主人公が自信を取り戻し成功に近づける内容になってます。
しかもその課題は、誰もが実践できる簡単なものばかり。
実践することで、考え方に変化が表れることが分かり、すぐにガネーシャの教えを実行したくなるでしょう!
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<さあ、才能(じぶん)に目覚めよう 最新版 ストレングス・ファインダー2.0/ジム・クリフトン , ギャラップ >
米国のギャラップ社が、200万人以上のインタビュー調査に基づき、強みを34の資質に分類し、それをベースに開発したオンラインテストによって、自分の強みがわかる「オンラインテスト付き」の書籍。
2001年に出版され世界中で話題になったベストセラーの「さあ、才能に目覚めよう」の最新版です。
主な内容は、強みを発揮するメリットについて、34個ある資質の解説について書かれています。
本書では、人々には、それぞれ「才能」、つまり個性的な考えや感情、行動のパターンがあり、その資質をどう使えば武器になるか、どうすればその資質をもつ人たちを活かすことができるかといった、あなただけの強みの活かし方にフォーカスして解説されています。
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<スターバックスを世界一にするために守り続けてきた大切な原則/ハワード・ビーハー>
この本では、グローバルに展開するコーヒーチェーン・スターバックスの元社長・ハワード・ビーハーがスターバックスの成功の秘訣として心がけてきた10の原則を明かしています。
自己を正直に見つめることや、なぜその会社で働くのかを考えることなど、シンプルな言葉でまとめられた原則は、仕事や人間関係において大きな気づきを与えてくれるでしょう。
そして、彼のリーダーシップの経験とスターバックスの歴史を通じて、ビジネスパーソンが自分自身の仕事やサービスの在り方を見つめ直し、より輝ける人生を歩むためのヒントを提供しています。
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<多動力/堀江 貴文>
実業家として知られる堀江貴文氏のビジネス書の決定版。
本書は、今を楽しく生き抜くためのメソッド、人生やビジネスにおいて成功するために必要な「多動力」を学べる本です。
社会規範や固定概念に縛られず、好きなことに打ち込むことの重要性や、また一つのスキルにこだわらず、様々な経験とスキルを掛け合わせて唯一無二の人材になることが重要であるとも説かれています。
実業家として、自身も分野の壁を越えてさまざまなチャレンジを続ける著者ならではの著書を読み終わった後には、自分の中に新しい価値観や生き方を見つけられるかもしれません。
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【メソッド・ハウツー本】方法論を学べる自己啓発本おすすめ4選
読んだ日からすぐに実行できるノウハウだけではなく、自分を向上させるヒントや方法論が書かれた本をご紹介します。
<エッセンシャル思考 最少の時間で成果を最大にする/グレッグ・マキューン>
Apple、Google、Facebook、Twitterなどのアドバイザーをつとめる著者が実践した、大事なことを見極め、自分の時間とエネルギーを最も効果的に配分し、最高のパフォーマンスを発揮するためのエッセンシャル思考が学べます。
忙しく動きまわることを有能さの証だと思っている人は、熟考や睡眠時間を減らそうとするが、エッセンシャル思考の人は、時間をかけて多くの選択肢を調査・検討し、意見を交わし、じっくりと考えることで真に重要なものを見極めると説いています。
そして、本当に重要なものごとを見極めるために必要な5つの基準と、それを確実に実行するための方法論が解説されています。
エッセンシャル思考を理解することで、より少ない時間で大きな成果を出すことができるでしょう。
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<伝え方が9割/佐々木 圭一>
日本人初、アメリカの広告賞を獲得したコピーライターの著者が心を動かす「伝え方」とその実践の方法をまとめた一冊です。
伝え方に悩みを持っていた著者によると、「伝え方は技術があり誰でも身につける事ができる」とのこと。
また、実体験をもとに伝え方に工夫をするだけで人生の9割がうまくいくと断言していて、そのための技術を分かりやすい具体的なステップと7つの切り口を解説し、人を動かすことができる「強いコトバ」の作り方も紹介しています。
仕事においてはもちろん、プライベートでも役に立つように、今すぐ実践できる内容になっています。
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<アイデアのつくり方/ジェームス・W・ヤング>
アメリカの広告業界で成功したジェームス・W・ヤングが著した本で、初版が1940年と今から80年以上も前に書かれたにも関わらず、今なお売れ続けているロングセラーです。
良いアイデアを生み出すには、才能ではなく正しい過程が必要であるという、アイデアを生み出すための「本質」が書かれているのが、長年支持される理由です。
本書では、アイデアをつくるには「原理」と「方法」を知ることが重要だと述べられ、アイデア作成に必要な2つの原理原則と、アイデアを発想する5つのステップが紹介されています。
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<メモの魔力/前田裕二>
普段から大量のメモを取るという実業家の前田裕二氏の著書。
1つのことに対して、多いときで100個以上のポイントをメモするという著者が、メモを取ることの意義や「知的生産」のためのメモの取り方、メモを通して自分の軸を見つける方法などを指南してくれる内容です。
「具体と抽象」という非常に重要な概念を、メモというツールを通して理解することができ、「メモによって鍛えられる5つのスキル」や「4色ボールペンによる色分けで判断能力を上げる」などといった実践的な情報も紹介されています。
また、1000問にわたる自己分析に使える問いや著者がSNSで募集した、約1000人の「人生の軸」が掲載されているので、これらを本文とあわせて熟読すれば、「メモの魔力」をより深く理解するのに効果的でしょう。
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【習慣】習慣が変わる自己啓発本おすすめ3選
人生を変える習慣の力の重要性と、取り入れ方を学ぶことができます。
<ジェームズ・クリアー式 複利で伸びる1つの習慣/ジェームズ・クリアー>
著者は、「習慣」「意思決定」「継続的改善」を専門とし、執筆だけでなく、講演も多数行っています。
この本は、最小の習慣によって人生に劇的な変化をもたらしていくということが主題。
習慣の重要性や習慣を変えるための方法論、習慣を続けるためのメソッドなど、実際に使える実例がデータや研究結果と共に紹介されています。
そして、その習慣術は、目標もモチベーションも、意志もいらない、徹底的な仕組み化が必要だと説かれています。
各章の最後には、振り返りの要約が入っているので、学習効果が高くなるよう構成されています。
習慣の力を使って、充実した人生を送りたい全ての人々におすすめできる良書です。
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<絶対にミスをしない人の脳の習慣/樺沢紫苑>
精神科医である樺沢紫苑氏の著書です。
本書では、ミスはその人の能力が低いのではなく、脳の仕組みによって引き起こされるため、すべてのミスは脳の習慣で解決すると書かれています。
つまり、脳の仕組みを理解すれば、ミスを回避することができるということ。
具体的には、ミスを引き起こす4大原因、アウトプットミス、インプットミス、シンキングミス、カテゴライズミスの4項目に分けて、根拠をもとに意識すべき脳の習慣について解説されています。
さらに脳のトレーニング法や、ミスをしないための事前対策についてもエビデンス的根拠の元、仕事のミス・無駄を防ぐ超実践的な方法を学べる本です。
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<人生を整える「瞑想」の習慣/加藤史子>
著者は、元プロ卓球選手や五輪メダリストのメンタルトレーナーであり、企業、教育機関、スポーツ団体などで、メンタルを強化するための瞑想メソッドを指導している方。
本書では、1日3分で誰でも実践できる瞑想のメソッドを生活に取り入れるだけで、頭が冴える、感情的が安定する、疲れにくくなる、ぐっすり眠れるなどの瞑想習慣を解説しています。
その瞑想メソッドは、座禅を組まなくても特別な場所でなくてもよく、移動中の電車の中でも簡単にできる、すぐに効果が出る、いつでも、どこでも、すぐに取り組めるというもの。
日々の生活に取り入れるための方法を、わかりやすく学べるように構成されています。
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【人間関係・メンタル】心を整える自己啓発本おすすめ3選
人間関係が楽になり心が穏やかになる思考法や、実践法が紹介されています。
<嫌われる勇気―自己啓発の源流「アドラー」の教え/ 岸見 一郎>
今では、幸福になるための哲学として認知度の高い「アドラー心理学」ですが、「嫌われる勇気」は、精神科医のアドラーの教えについて、青年と哲人の対談形式で理解を深めていく一冊です。
本書では「どうすれば人は幸せに生きることができるか?」などの哲学的な問いに、きわめてシンプルかつ、具体的な答えが提示されています。
また、人間が生きていくなかでぶつかる壁の多くは人間関係によるものだ、ということを軸として、その対人関係に悩まないためのヒントや思考法を教えてくれます。
アドラー心理学に初めて触れる人でも理解しやすい内容になっており、今すぐ幸せになれる多くの気づきを与えてくれるでしょう。
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<反応しない練習 あらゆる悩みが消えていくブッダの超・合理的な「考え方」/草薙龍瞬>
僧侶である著者は、現代人は様々なことにすぐ反応して苦しんでいる人が多く、すべての苦しみは自分が反応することから始まっていると述べています。
本書では、原始仏典を紐解きながら、悩みを生み出している全ての根源となる、心の反応を理解することの大切さ、悩みを解決するための具体的な実践方法が紹介されています。
仏陀の教えを宗教色を全く出さずに分かりやすく書かれているので、読む人を選ばないところが特徴です。
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<心配事の9割は起こらない/枡野俊明>
著者の枡野俊明氏は、曹洞宗の住職さんで、「ニューズウィーク誌」日本版で、「世界が尊敬する日本人100人」にも選出されている方です。
人は日々、悩みや心配事に苦しむことが多いですが、様々な相談事を受けるという著者が、禅僧という立場から、「禅語」の教えをもとに、心配してしまうメカニズムを解説。
不安、悩み、迷いのほとんどは、実は、妄想、思い込み、取り越し苦労に過ぎない、「実体」がないものだと説いています。
本書の「48の禅の教え」から、心配事が生まれない考え方を学ぶことができます。
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まとめ
【自己啓発本が成果に繋がる読み方とは?】
- その本を読む目的を明確にする
- 大事な部分はメモを取りながら読む
- 具体的な行動に落とし込む
【自己啓発本のテーマ別おすすめ27選】
<世界的なロングセラー>
- 思考は現実化する/ナポレオン・ヒル
- 人を動かす/D・カーネギー
- 7つの習慣 成功には原則があった! /スティーブン・R・コヴィー
- チーズはどこへ消えた?/スペンサー ジョンソン
- 原因と結果の法則/ジェームズ・アレン
- 小さいことにくよくよするな!リチャード・カールソン
- 自助論「こんな素晴らしい生き方ができたら!」を実現する本/サミュエル・スマイルズ
<生き方・価値観>
- 生き方―人間として一番大切なこと/稲盛和夫
- 道をひらく/松下 幸之助
- LIFE SHIFT(ライフ・シフト)100年時代の人生戦略 /リンダ・グラットン
- Think clearly最新の学術研究から導いた、よりよい人生を送るための思考法/ロルフ・ドベリ
<仕事>
- 仕事は楽しいかね?/デイル・ドーテン
- 1日1話、読めば心が熱くなる365人の仕事の教科書/藤尾 秀昭(監修)
- 夢をかなえるゾウ1/水野敬也
- さあ、才能(じぶん)に目覚めよう 最新版 ストレングス・ファインダー2.0/ジム・クリフトン , ギャラップ
- スターバックスを世界一にするために守り続けてきた大切な原則/ハワード・ビーハー
- 多動力/堀江 貴文
<メソッド・ハウツー本>
- エッセンシャル思考 最少の時間で成果を最大にする/グレッグ・マキューン
- 伝え方が9割/佐々木 圭一
- アイデアのつくり方/ジェームス・W・ヤング
- メモの魔力/前田 裕二
<習慣>
- ジェームズ・クリアー式 複利で伸びる1つの習慣/ジェームズ・クリアー
- 絶対にミスをしない人の脳の習慣/樺沢紫苑
- 人生を整える「瞑想」の習慣/加藤史子
<人間関係・メンタル>
- 嫌われる勇気―自己啓発の源流「アドラー」の教え/ 岸見 一郎
- 反応しない練習
- 心配事の9割は起こらない/枡野俊明
今回は、ベストセラー&ロングセラーのおすすめ自己啓発本を27冊紹介しました。
豊かに自分らしく生きていくためには、知識や思考法、普遍的な知恵が役立つでしょう。
そして、本を読んだら行動に移すことが、必ず自己成長に繋がります。
ただし、それだけだとうまくいくとは限りません。
より強い味方となるのが「天命」です。
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