メンタルが弱いと感じている方は、精神的にもっと強かったなら、ぜんぜん違う人生を歩めるかもと思うことがあるかもしれませんね。
実際、目標を達成して理想の人生にするために、強い心が欲しいと悩んでいる方も多いはず。
メンタルは、日常生活の中で思考のクセを変えたり、ある習慣を変えることで鍛えることができます。
そこで、この記事では、参考にしていただきたいメンタルが強い人の特徴、メンタルを鍛える習慣や方法まで詳しく解説します。
メンタルを強くしたいと思っている方は、ぜひチェックしてみてくださいね。
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メンタルが強い人の特徴
メンタルが強い人には、何か共通する特徴があるのでしょうか?
その共通点をみれば、弱いメンタルを改善するヒントがわかるかもしれません。
そこでまず、メンタルが強い人の特徴を確認していきましょう。
ポジティブ思考である
何か問題が発生したり壁にぶつかったりしても、もうだめだとネガティブな考えにとらわれず、「きっと、なんとかなる」のように、ポジティブに考えられるのは、メンタルが強い人の特徴です。
たとえイレギュラーな事態が発生しても、思い通りにならないこともあると受け止め、学びや成長するチャンスだと捉えて前向きに取り組めます。
また、落ち込んだり悩む時間は、他の事に時間を費やした方が良いと考えて、落ち込んでもすぐに立ち直る人が多いです。
そういったポジティブな思考ができるからこそ、変化を楽しんだり失敗を恐れず、果敢にチャレンジできるのです。
気持ちの切り替えが上手い
どんな人であっても失敗をした時や嫌なことがあった時は、落ち込んでしまうもの。
しかしメンタルが強い人は、失敗やトラブルがあっても、ネガティブな感情を必要以上に引きずることがありません。
上手に気持ちを切り替えることができます。
それは、例えば、どんなときにストレスを感じるのか、自分でコントロールできる事なのかなど、自分自身のことをよく理解し、事実と感情を切り分けて考えられるからです。
また、ストレスになることがあっても、自分に合った発散方法がわかっていて、あとに残さないようにしているのです。
他者からの評価を気にし過ぎない
メンタルが強い人は、人の顔色や自分に対する他者からの評価を気にし過ぎることがありません。
それは、自己肯定感が高いため、他人にどのように評価されようと、自分の存在価値は変わらないと考え、常に自らの価値観に基づいて行動できるからです。
また、「自分は自分、他人は他人」「好き嫌いや相性があって当然だ」と割り切った考え方ができるからこそ、全員から好かれることは不可能だと理解しています。
周りの評価や噂もあまり気にしないので、自分の意見をしっかりと伝えられたり、自分を信じて物事に取り組めるということですね。
ただし自己中心的というわけではなく、周囲を気遣える人が多いようです。
メンタルが弱い人の特徴
それでは、反対にメンタルが弱い人にはどのような特徴があるのでしょうか?
自分に当てはまるかどうかチェックしてみて、対策に活かしましょう。
緊張しやすくプレッシャーに弱い
メンタルが弱い人には真面目で几帳面な方が多い傾向にあり、このような性格は、最もストレスを感じやすいといわれています。
物事に取り組む際に妥協できないため、体調が悪かったり、時間的余裕がなかったりしても無理をしてやり遂げようとします。
そのため、プレッシャーに押しつぶされそうになることも多々あります。
また、自分に自信がない分、期限や目標達成を強いられると、できなかったらどうしようと緊張や不安が大きくなるのです。
一度失敗してしまうと、人に期待されることにプレッシャーを感じることから、あえてそのような仕事を避ける傾向もみられます。
気持ちの切り替えが苦手
メンタルが弱い人は一度落ち込むと、ネガティブな感情をいつまでも引きずってしまい、立ち直るまで時間がかかる傾向にあります。
他人に指摘されたことを気にしすぎてしまい、自分を責めてしまう方向に考えがちだからです。
また、基本的に自己主張がうまくできず、話すタイミングや、伝え方なども考えすぎてしまうことから、言いたいことが言えないという消化不良を起こして、いつまでも悶々とします。
このように、ネガティブな気持ちが膨らんでしまうケースが多く、何かに落ち込むと、なかなか気持ちの切り替えができないまま、他の事もうまくいかなくなってしまう可能性があるでしょう。
自己肯定感が低く他者からの評価に振り回されやすい
周囲の反応や批判を怖がったり、他人の評価を気にしすぎる傾向もメンタルが弱い人の特徴です。
自分自身を認めたり、尊重したりすることができない、いわゆる「自己肯定感」の低さが大きく影響しています。
自分に自信が持てないため、他者からの評価に必要以上に反応してしまい、感情や思考が振り回されてしまうのです。
相手の反応が悪いだけで、怒らせてしまったのではないか、イヤな思いをさせてしまったかもなどと思い悩んでしまうことも多いようです。
また、発言すると批判されたり嫌われるのではないかという気持ちが強くて、結局周りの意見に合わせてしまいます。
メンタルを鍛えるのに役立つ習慣と8つの方法
メンタルに自信が持てない人でも強くすることが可能です。
ここからは、メンタルを鍛えるための有効な方法を紹介します。
不安や心配事をノートに書いて言語化してみる
モヤモヤした感情を溜め込んでしまうと、いつまでも気分が晴れず自信がなくなったり、マイナス思考になってしまいます。
そのため、不安や心配事をノートに書きだすことを習慣にするのは、メンタルを鍛えるために効果的です。
紙に書き出してみると、自分の気持ちを客観的に見ることができるようになるからです。
また、書き出していく作業は、言語化することで頭の中でモヤモヤしていた不安が整理され、気持ちが軽くなる効果もあります。
例えば仕事でミスをして、上司に厳しく注意されたとしましょう。
誰でもそんな時は落ち込むと思いますが、反省して次回からどうすればいいのか考えますよね。
ただ、メンタルが弱い人は、「また注意されたらどうしよう」、「評価が下がったのでは」など注意されたショックな気持ちを引きずり、ミスの原因や解決策まで考える余裕がありません。
そんな時に、ミスしたときの出来事を思い出しながら、湧いてくる気持ちや感じたことを書き出していくと、感情に引きづられず事実を見つめることができるようになります。
気持ちを言語化して、客観的な視点を取り入れることは、メンタルを鍛える上でとても大切です。
自己否定せずに自分のことを認めてあげる
いきなりポジティブになろうとしても、無理をすることになり辛いと感じることがあるかもしれません。
自分を否定してしまうことから抜け出すには、弱い自分も認めて受け入れることが大切です。
まずは、自己肯定感を高めていくために否定的な言葉に注意しましょう。
言葉はメンタルに影響しますから、「でも」「だって」「どうせ」など否定的な言葉を発しているとしたら、使わないように意識します。
そして、否定的な言葉を言いそうになったら、肯定的な言葉に言い換えるようにしてみましょう。
例えば、「自分なんて〜」という言葉を「自分だからこそ〜」と変換。
「周りの目を気にしてしまう」と否定的に捉えているなら、だからこそ「周りの状況がよく見える」というように、プラスの側面を見つけていきます。
また、「〜してはいけない」は肯定形の言葉に変換。
焦ってはいけないを、落ち着いていこうというように、肯定形の言葉にすることでプラスの感情を生み出し、プラス思考にさせてくれます。
もし、些細なことでも反射的に「すみません」と言ってしまう場合は、意識的に「ありがとうございます」に変換しましょう。
感謝することによって、心を安定化させる働きをもつ「ドーパミン」、「エンドルフィン」などの脳内物質が分泌されポジティブな感情になります。
生活のリズムと習慣を整える
メンタルを鍛えるには、まず生活のリズムを整えることが大切です。
不規則な生活は、自律神経が乱れてしまい、体調不良や精神的に不安定になるからです。
特に、できるだけ毎日同じ時間帯に寝て起きることを心がけましょう。
また、睡眠不足が続くと脳の疲労が回復せず、感情をコントロールする力が弱まって怒りっぽくなったり、ネガティブな気持ちにつながりやすいため、十分な睡眠時間をとることが重要です。
食生活に関しても、栄養バランスの偏りは、脳の栄養のエネルギー源が不足したり、神経伝達物質の合成がうまくいかなり、イライラしたり落ち込んだりとメンタルに悪影響が及びます。
心の状態には神経伝達物であるセロトニンが大きく影響していて、精神状態を安定させる効果があります。
セロトニンの分泌に影響する栄養素「トリプトファン」が含まれる食品には、マグロやカツオ、乳製品、大豆製品が挙げられますが、バランスの良い食事を心がけながら取り入れてみてはいかがでしょうか。
そして、適度に運動する習慣も大切です。
心身のリフレッシュにも効果的ですし、運動によって「セロトニン」や「エンドルフィン」が分泌されます。
そんなセロトニンの分泌に効果的なのがリズム運動。
一定のリズムを刻む運動を反復して行うもので、歩行運動、食事の際の咀嚼、意識的な呼吸などが効果的ということです。
自分に合ったストレス対処法を知っておく
メンタルを鍛えるためには、ストレスとなる要因を把握するとともに、ストレスをそのままにせずに対処することも大切です。
何にストレスを感じやすいのか、ストレスをどう扱っていくか、どうするとストレス解消につながるのか知っておくことで、気持ちの切り替えが上手になっていくのではないでしょうか。
気持ちの切り替え方法は人によって違うと思いますが、例えば、
- ノートなどに気持ちをドンドン書き出す
- 友人や信頼できる人に相談する
- 積極的に休む
- スポーツや音楽といった趣味に打ち込む
- 美味しいものを食べる
など、自分に合ったストレスの対処法を知っておきましょう。
また、仕事と私生活を分けるためのオンとオフの切り替え方法を持つこともおすすめです。
普段から自分で気持ちの入れ替えができていることで、メンタルのコントロールが行いやすくなります。
マインドフルネスを取り入れる
「マインドフルネス」とは、今ここにあることに心を向けた状態のことを指します。
今、この瞬間の自分に意識を集中させ、五感や心で感じたあるがままの状態を、良い悪いの判断をせずありのまま受け入れます。
実践することで、自分自身の心や身体の状態にしっかりと気づくことができるようになります。
自分を客観視できるようになるため、不安や恐怖を冷静に捉えられるようになり、感情に振り回されることもなくなるというわけです。
このような精神面を整える効果だけでなく、ストレス軽減や集中力の向上の効果も得られることから、自身のメンタルコントロールに有効です。
マインドフルネスを実践する方法として、マインドフルネス瞑想があります。
具体的には、床にあぐらをかいたり椅子に座って姿勢を正し、自身の呼吸に集中する「静座瞑想法」、自分が歩いている感覚へ意識を向け、目的を持たず体験に集中しながら歩く「歩行瞑想法」、仰向けの体勢で、呼吸に合わせ自分の体の各部分に注意を集中していく「ボディー・スキャン」など。
また、日常の全ての動作、例えば掃除や洗濯、料理、食事などの動作でも実践できます。
目の前の作業に集中し、体の感覚・気持ちを観察します。
ポイントは、別のことを考えていることに気づいたら、その状態を判断することなく客観的に受け入れること。
そして再び、目の前の作業、体の感覚に意識を戻すことを繰り返し行います。
心の筋トレとも言われるように、すぐに変わるものではありませんが、継続して行うことでメンタルの改善・強化に役立つでしょう。
マインドフルネス瞑想を深めたいのであれば、指導者について実践することをおすすめします。
小さな成功体験を積み重ねる
打たれ弱いメンタルを鍛えるためには、自分に自信をつけていくことが大切。
そのために必要なのが、成功体験を積み重ねることです。
成功と聞くとハードルが高く感じるかもしれませんが、1日1つ小さな目標を立てるだけで十分です。
ポイントは、達成できそうなレベルに設定すること。
それを1つ1つ達成、完了したという成功体験をコツコツ積み上げて行くことが、自信を引き出してくれるのです。
例えば、「今日中にデスクの引き出しを整理する」「午前中に資料を完成させる」など、日常業務の中で目標を設定すると良いでしょう。
ハードルの高い目標を設定するとクリアしづらくなり、逆に決めたことができないという、マイナスのセルフイメージを強化してしまう可能性があるため、気をつけます。
着実に継続することで、より大きな挑戦にも取り組めるメンタルを持てるようになるでしょう。
お手本となるメンタルの強い人から学ぶ
メンタルを鍛えたいなら、日頃からメンタルが強いと思う人と一緒に行動するようにしてみましょう。
その人がどのように考えて、どのように行動するのか?実際に思考や言動に触れ身近で学ぶことができます。
さらに、自分にも取り入れられるところを真似をすることで、次第に感化されメンタル強化につながるのではないでしょうか。
中には、色々な経験を通して逆境を乗り越えてきたことで、後天的にメンタルの強さを身につけた方もいます。
そのような方と接すると、どのようにメンタルの強さを身につけてきたのか経験談を聞くことができますし、自分も強くなれるかもと勇気がわいてくるでしょう。
心を強くしてくれる言葉や本を読む
心を強くしてくれる、支えとなる言葉や本を読むのもおすすめです。
本であれば、自己啓発本はもちろん、アスリートの自伝や世界の偉人伝を読むことで、スランプに陥ったとき、それを乗り越えるイメージができメンタルの鍛え方の参考にもなるでしょう。
ところで、あなたには、この言葉に触れると、勇気や希望がわく、やる気や元気が出るような言葉はありますか。
もしそのような言葉があるなら、紙に書いて目に入る場所に貼っておきましょう。
プロスポーツの選手などがよく用いていますが、毎日その一言を読むだけでメンタルを鍛えることになります。
その言葉の影響が潜在意識に刻まれ、意識をしなくても自然とポジティブな言動に表れるようになるからです。
最後に、強い心を身につけたいと願う人の心に刻んでほしい名言を、いくつかご紹介します。
- 『この世に強い人なんておらん。強くあろうとする人、おるのはそれだけじゃ』
バガボンド/井上 雄彦(著)漫画
- 『変えるにはリスクが伴う。変えなければもっと大きなリスクが伴う』
ジョン・ヤング/宇宙飛行士
- 『その人の幸せ、不幸を決めるのは「でも」か「では」だ。』
梁瀬 長太郎/実業家
- 『人の世に道は一つということはない。道は百も千も万もある。』
坂本 龍馬/幕末の志士
- 『人間が人間として生きていくのに一番大切なのは、頭の良し悪しではなく、心の良し悪しだ。』
中村 天風/実業家・思想家
- 『つまずくのは、恥ずかしいことじゃない。立ち上がらないことが、恥ずかしい。』
三浦 綾子/女性作家
- 『「できること」が増えるより「楽しめること」が増えるのが、いい人生。』
斎藤 茂太/精神科医・作家
まとめ
【メンタルが強い人の特徴】
- ポジティブ思考である
- 気持ちの切り替えが上手い
- 他者からの評価を気にし過ぎない
【メンタルが弱い人の特徴】
- 緊張しやすくプレッシャーに弱い
- 気持ちの切り替えが苦手
- 自己肯定感が低く他者からの評価に振り回されやすい
【メンタルを鍛えるのに役立つ習慣と8つの方法】
- 不安や心配事をノートに書いて言語化してみる
- 自己否定せずに自分のことを認めてあげる
- 生活のリズムと習慣を整える
- 自分に合ったストレス対処法を知っておく
- マインドフルネスを取り入れる
- 小さな成功体験を積み重ねる
- お手本となるメンタルの強い人から学ぶ
- 心を強くしてくれる言葉や本を読む
ここまで、参考にしていただきたいメンタルが強い人の特徴、メンタルを鍛える習慣や方法などをお伝えしました。
どのような方法が合うかは人それぞれですから、試してみてご自身に合った方法を実践していきましょう。
ただし、本当にメンタルを強くして望む人生を手に入れたいなら、「天命」を見つけることが近道です。
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